何も無かったことに…
第二弾は、「 Thin Client(シンクライアント) 」絡みのツールで、「Deep Freeze」なるものです。
シンクライアントの説明は割愛させていただきますが、今回取り上げるテーマは、パソコンのシステムもアプリケーションもデータも設定も完全無欠で1バイトまで「元通り」にしてくれる、という優れものです。本来の前提と言いますか、用途はいわゆるサーバベースコンピューティング環境、つまり前述のシンクライアント的な環境向けのものです。従って、通常の環境下で利用しようとした場合には、笑えない“オチ”になってしまいますが、それは後半でお知らせします。
このツールの導入によって、どんな環境下のPCが救われるか?あるいは、恩恵を受けるのは誰か?言い換えますと、どんな環境に向くツールなのか? ズバリ不特定多数の人が触るPC、あるいは特定用途にのみ使用しているクライアントパソコンに何らかの理由(ハードウェアの不具合は対象外ですが)で障害が発生した際に、リブート一発で元通り!、まさに「何も無かったことに」してくれる、という管理者にとっては涙が出るぐらい(ホントか!?)嬉しいツールなのです。
例えば、製造ラインに設置されたPC、入力作業などをパソコンを支給して外注しているケース、特定用途向けに社員に支給したモバイル端末、公共の場やネットカフェ等など、勝手に手を加えて欲しくないクライアントPCなどに設定しておけば、障害対応で振り回されることから開放されるのではないでしょうか。
実際にインストールして動作検証(ごく簡単なレベルですが)して見ました。なお、メーカーさんのサイトに、詳細なチュートリアル(動作デモ)がありますので、ご興味がありましたらご覧ください。
○ 元のデスクトップ画像
● ショートカットなど増やしてしまいました・・・
○ メールのアドレス帳も元通り!
